青汁は痛風に効果あり?意外な予防法

青汁は尿酸値を下げるために一役買ってくれる。尿酸値と言えば痛風の大きな原因の一つだ。ここでは青汁と痛風、尿酸値について考えてみよう。

 

青汁で痛風を未然に防ごう

 

皆さん、身近な方の中にお一人は痛風のかたが居るのでは?痛風といえばビールや卵に多く含まれるプリン体の取りすぎなどで起こる病気と言われています。この痛風、いいものを食べ過ぎる事が最も大きな原因だと言われ、贅沢病なんて呼ばれ方もします。

 

そもそも痛風とは、血液内に尿酸が増え結晶化し、その結晶が関節にたまることで激痛の起こる原因となります。尿酸はプリン体を代謝する際に生成されています。そのため、痛風の治療にはプリン体を控えるように指導する方法が一般的に取られてきましたが、実はこの方法が間違っていたのではないか?と、最近言われ始めています。

 

プリン体は特にレバーなどの内臓や卵、魚介類などの旨みが強いものに多く含まれていたため、プリン体を減らすためにはそれらを控える事が推奨されてきました。しかし、最近の研究で体内にある尿酸のうち食品からのものは2割、残りは体内で生成されるとわかりました。

 

この結果から現在の痛風治療ではプリン体を多く含む食品の摂取を抑える事より、栄養バランスを整えて食べ物のカロリーを制限すること、そして尿酸を体の中からスムーズに出すことを目標としています。肥満の方は痛風になりやすいという研究結果を出ていますので、太らないという努力も必要になって来るでしょう。

 

痛風の原因と尿酸値を下げる効果的な方法

 

痛風の診断には血液検査を用います。尿酸値が7mg/dl以上になると高尿酸結晶と診断が出ます。

 

残念ながら高尿酸結晶は自覚症状がでない病気です。自覚症状がないので、自分でも知らないうちにいつの間にかに尿酸値が高くなり、いずれは結石や腎臓病を引き起こすきっかけになってしまいます。

 

普段から健康診断を受けており、すでに尿酸値が高いと言われている人は要注意です。上がってしまった尿酸値を下げるためには生活習慣の改善が必要です。痛風になりたくなかったら尿酸値を下げる努力をしましょう。

 

尿酸値を下げるにはいくつかの方法があります。手軽に試せそうなものをいくつか紹介します。

 

水を飲む

 

シンプル過ぎる方法ですが、一番簡単にできて効果的と言われている方法です。まずは、余分な尿素を出すために水を1日1.5から2リットル飲むようにします。この時、冷たいものではなく、常温のものを飲めば体を冷やさずに水分を摂取できます。

 

肉より野菜をたくさん食べる

 

次は、野菜をたくさん取りましょう。特に海藻類は尿をアルカリ性に保つ効果があり、尿素の排出をサポートしてくれます。野菜は1度でたくさん取ることができないので、青汁で取るのもオススメです。逆に動物製タンパク質をはじめ、脂質の多い食品は体を酸性にしてしまうので食べ過ぎないようにしましょう。

 

乳製品を摂る

 

乳製品には痛風のリスクを下げる効果があると最近の研究でわかりました。ただし、チーズやヨーグルトはカロリーが高いので摂りすぎないように気を付けましょう。

 

適度な運動とアルコールは控える

 

適度な運動をして、肥満にならないよう努力すると痛風になりにくいとも言われています。アルコールは禁止ではありませんが、アルコールに含まれている尿酸が割と高いので極力飲まないように気を付けましょう。栄養バランスに気を使えば、あとは適度な運動を行うだけで痛風対策には効果あります。

 

肥満に気をつける

 

関係無いように見えて、肥満も痛風の原因になります。腹八分目を心がけて、栄養バランスのよい食事をすれば、痛風に効果があります。

 

青汁にはプリン体は入っているのか

 

青汁はプリン体は含まれてないのでしょうか?

 

結論をいうと、青汁にはほとんどプリン体は含まれていません。野菜にもプリン体は含まれていますが、ごくわずかしか含まれていないので安心して飲んでください。

 

プリン体の多い食品の例

レバー類(210〜320mg/100g)、白子(300mg/100g)、一部の魚介類 エビ、イワシ、カツオ(210〜270mg/100g)

1日のプリン体摂取目安量は400mgです。煮干しや鰹節など、出汁を取る時に使用する食材には多く含まれています。かと言って、出汁を取った味噌汁や出汁巻卵などは食べてはいけないのでしょか?しかし、これは100g当たりのプリン体含有量です。煮干しや鰹で出汁を取ったりそのまま食べる際に100gも食べると言うケースは稀ですので安心していいかと思います。レバーやカツオなどの魚を毎日食べるという人は要注意ですが、そうではない方はそこまで気にしなくても大丈夫でしょう。

 

どうしても気になるようであれば、煮物の汁はなるべく飲まない、出汁の濃い鍋で作った締めの雑炊は食べないようにするなどした方が安心出来るかもしれませんね。

 

痛風に良くないと言われるものの中でも代表的なビールに含まれているプリン体の量は、100g当たり3.3〜6.9mgなので実は特別多くはありません。しかしそれでもビールが痛風の原因と言われるのは、つまみとして食べる高カロリーな揚げ物が原因です。揚げ物もプリン体が多いのではなく、高カロリーなため太りやすいというのが結果痛風に繋がっていくと考えてください。

 

なぜ痛風に青汁なのか

 

青汁には野菜が含まれています。野菜は尿を酸性からアルカリ性に変えてくれます。また、青汁には尿酸を抑える働きのある葉酸も豊富に含まれています。特に明日葉入りの青汁が効果的で、明日葉に含まれているカルコンやクマリンという成分が尿素や老廃物を外に出してくれる効果があります。

 

また、フラボノイドという成分には、抗炎症と利尿作用があり、尿を出しやすくして痛風を防いでくれます。ただ、残念なのが明日葉には尿素の結晶化を防ぐカリウムが多く入っていませんので注意してください。

 

どうやら痛風対策に青汁を飲むことはある程度の効果がありそうだな。とはいえ、尿酸値は普段の生活習慣次第でどのようにも変わる。青汁を飲めば絶対に安心なんてことはないので勘違いしないように。